高圧地絡方向表示器

高圧地絡方向表示器

高圧配電線における地絡事故点探査を支援する装置

高圧地絡方向表示器 本体
本体

装置概要と構成

高圧架空配電線において発生するトリップに至らない瞬時地絡や、 再閉路成功となる回復性の地絡事故を検出し、地絡方向と地絡相、零相電圧 (V0) 値、 零相電流 (I0) 値の表示を行い地絡事故点探査を支援する装置で、センサ部と本体検出部で構成されています。
本体は6kg軽量コンパクト設計、電柱に装着して使用します。

センサ部
センサ部

センサ部

センサは絶縁性と撥水性に優れたポリカーボネート性。
ケーブルにも撥水性と耐トラッキング性の高い特殊ケーブルを採用しています。 また、ホットスティックによる取り付けに対応し、活線状態でも安全に着脱が可能です。

取り付けと接続

取り付けと接続

本体を付属の装柱ベルトで電柱に固定し、接地線を取り付けます。 センサリード線を本体に取り付けてから、絶縁操作棒でセンサを各相に取り付けます。 センサリード線が短い時は、付属の延長リード線を使用します。また、縦配列の配電線には、 付属の絶縁防護管をリード線に被せます。
AC100VかAC200Vの電源を電源ケーブルから供給し、設置は完了です。

  • 時計を内蔵することにより、地絡した時刻もデータとして表示できます。
製品マニュアルは以下からダウンロードできます。