負荷分担装置は、複数の発電機を並列運転した場合に、各発電機の定格出力 (あるいは高効率運転機能により計算された負荷分担比)に基づいて各発電機の 出力制御をおこなうものです。

制御対象発電機は最大8台までで、負荷分担機能の他、電圧調整機能、周波数調整機能、 高効率運転機能、機器自動起動停止機能などが付加されています。

操作はタッチパネルを採用し、複雑な運転制御設定も簡単に行えるようになっています。

各発電機の容量比、または高効率運転機能による負荷分担比で各発電機の出力制御をします。

各発電機の周波数を調整して、母線周波数を基準値に維持します。

負荷の増減に応じて、発電機を追加運転、または停止させる機能です。

各発電機の出力を調整して、母線の電圧を目標電圧に維持する機能です。

設定された各発電機の燃料消費率をもとに、発電機の起動順序を自動的に変更します。

現在負荷の変化率を計算し、設定時間後の負荷を予測します。

故障などによる電圧・周波数の低下に素速く対応し、停止中の発電機を起動する機能です。

パソコンに、各発電機の累計運転時間、動作記録、日負荷曲線などのデータを出力します。
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